幼児期に英単語を覚える方法!~絵カード編

英単語・熟語・フレーズを覚える
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幼児期に、英単語を覚えさせる方法として、絵カードがよく使われています。

でも、絵カードをどのように使って覚えればいいのでしょうか?

いくつかの方法をご紹介したいと思います。

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絵カードとは?

幼児向けの英単語を覚えるための絵カードは、ディズニー英語システムや家庭保育園、しちだ、公文、幼稚園、学研など、様々な幼児教育で長年使われてきました。

企業により、独自の取り組み方のポイントがありますので、それをいくつかご紹介したいと思います。

なお、絵カードは、書店やAmazonなどでも販売されています。

幼児向けの絵カードは、片面に英単語、その裏面には英単語のイラストが入っています。

幼児は、まだ大人のように日本語が読めないので、絵で表現するようになっているのです。

※こちらは、「七田式(しちだ)フラッシュカード教材☆かな絵ちゃん英語カードA」です。

表には、イラストのみ。裏面には、英単語のアルファベットのみ記載されています。

このように、幼児向けの単語の暗記カードの特徴は、同じ面に絵と単語が書かれているよりも、表裏別々に書かれている方が、かるた遊びやゲーム遊びに使えるので、工夫次第で楽しく覚えられるようになっています。

ちょっと大変になりますが、白い厚紙に、お母さんが、絵の切り抜きと文字を書いて作ってあげるという方法もあります。

お子様の好きな物やアニメキャラクターを選んで絵カードを作れるので、興味を引くにはとてもいい方法なんです。

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絵カードの最初に使うのは、アルファベットがいいの?

小学生以上の日本語を読み書きできる子は、アルファベットを覚えると、英単語の綴りを早く覚えられるかもしれませんね。

それは、アルファベットが文字の一部の記号であり、アルファベット1文字1文字には、意味がないことを、日本語を通して、すでに知っているからです。

「あ・い・う・え・お~」

の文字1つ1つには、意味が含まれていませんが、

「いぬ」「ねこ」「いちご」「りんご」・・・

のように並ぶと、初めて意味があることに気付きます。

それと同じように、アルファベットも1つ1つには、意味がないので、

意味を持たない記号(文字)として幼児に教えるよりも、

「cat」「dog」「apple」「mother」

のように意味があるまとまりとして教えた方が、英単語を早く覚えられると言われています。

一方で、ディズニー英語システムでは、この「アルファベット」と「アルファベットの並び方」で、意味のある言葉になることを、最初のBOOKで教えてくれます。

最初に、アルファベットをアルファベットの歌「ABCソング」で覚え、そのあとに、ミッキーマウスマジシャンが登場します。

手品用の帽子の中に、アルファベットを単語の綴りの順番通りに1つずつ帽子に入れていくと、その単語の物が、帽子から登場するという仕組みのストーリーになっています。

つまり、「C・A・T」の順番でアルファベットを入れていくと、「猫」が出てきます。

「H・O・U・S・E」の順でアルファベットを入れると、「家」が帽子から出てきます。

この繰り返しで、アルファベットの順番により、何かの意味を持つようになることを伝えます。

このようなアルファベットの関係性を伝えているのは、私が知る中、ディズニー英語システムだけと言えます。

幼児期は、文字の使い方や意味を知らないので、小学生や大人と違った覚え方が必要だということです。

◆ディズニー英語システムのアルファベット学習の詳細はこちらの記事で分かりやすく紹介しています。

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絵カードの使い方その①・幼児の英単語のインプット編

絵カードは、大人のように、いきなりまとめて見せることはしません。

最初は、枚数を少なく「cat」や「dog」のように、アルファベットの数が少ないものを2枚選びます。

お子様の前にカードを持った親が座り、CDの音声を流すか、または、親が「cat」と単語を読み上げていきます。

その時、カードは、以下のようにあらかじめ並べておきます。

【5枚の絵カードを見せる場合】
①(子供に見える一番上)白紙カード
②(見せるカードの最後になるもの)5枚目のカード
③4枚目のカード
④3枚目のカード
⑤2枚目のカード
⑥最初に見せるカード※カードの表になる向きは、文字(英単語)が書かれている面になります。
(親側がイラストになります。)

一番上が白紙カードなのは、1枚1秒原則を守り、まだ、子どもに見せないための表紙になるものです。

絵カード見せる順番は、紙芝居の逆方向となり、後ろのカードを前に持ってくるようにします。

それは、後ろ側が次に見せる絵カードの方が、あらかじめ親が見ることができるからです。

絵カードに書かれている絵を確認した後、まず、英単語を見えるように子ども側の一番前に持ってきます。

絵カードを前に持ってくるときには、英単語読み上げのCD音声に合わせるか、親が絵カードの単語を読み上げます。

その後、ひっくり返して、絵カードの裏面のイラストをチラリと見せて、元の英単語の面に素早く戻します。

このチラリと見せた瞬間、子どもには、この英単語が何を表しているのかが分かります。

ちなみに、表と裏面の両方を見せる時、1枚1秒が目安になります。

つまり、片面を0.5秒くらいで見ることになるので、非常に、早いスピードで見せていることが分かりますね。

七田式チャイルドアカデミー教室や幼稚園のような集団で見せる場合にも、片面が1秒くらいで少し長めですが、席が遠く見えにくい子のためなのだと思われます。

それでも、読み上げるときのスピードは早い方ですよね。

読み上げ後、絵を見ながら、絵に書かれているものについて子供たちに質問する時は、1枚1枚じっくり見せることもあります。

絵が表しているものが何か知っていれば、絵カードの読み上げ時は、とにかく早くていい!という認識は同じなようです。

カード枚数分、2枚目以降の絵カードなども同じように、英単語を読み上げながら両面を素早く見せます。

次の日は、昨日のものに、1枚を増やして3枚で同じことをします。

その後、毎日1枚ずつ増やし、5枚まできたら、翌日からは、「cat」又は「dog」を一枚抜いて、毎日5枚ずつ同じように繰り返します。(年齢によっては、1回あたりを10枚まで増やす!)

このように、毎日、少しずつ絵カードを使って覚えていくのが、幼児の覚え方の一つになります。

絵カードを読み上げた後の取り組み例その①(記憶力を高める)
読み上げ後については、お子様と一緒に、「cat」や「dog」などを、絵や文字をじっくり見せながら、改めて発音の練習してみるのもいいです。(※喋れる年齢の場合)
また、複数枚のカードを見せたうち、3枚目は、何があった?
など、記憶しながら見ているかを質問してみることもいいそうです。
順番も含めて記憶しながら覚えているようなら、右脳による記憶が活性されたということなので、七田式では、英語に限らず、日本語(ひらがな・漢字・様々な名詞)なども、この方法で取り組むことを推奨しています。
順番も覚えさせたい時には、間に、子どもの好きなキャラクター(アンパンマンや、機関車トーマスなど)の手作りカードを間に挟んでみると、注目を集めやすくなります。
絵カードを読み上げた後の取り組み例その②(かるた遊び編)
最初のうちは、2枚の絵カードから始めます。
英単語を見えるようにして並べて置き、
「catはどっち?」
「dogはどっち?」
と尋ね、覚えているか声掛けをします。
子どもが答えた後に、絵カードをひっくり返すと、正解が分かります。
子ども自身に、答えの正誤が分かるので、
間違えたら、怒るのではなく、
「catはこっちだったね!」
「これは、dogだね!」
と、教えてあげてください。
また、正解なら、しっかりほめてあげてましょう。
枚数が増えれば、時々、10枚くらいを使って、かるた遊びのようにすると、定着もしやすくなります。
フラッシュカードやかるた遊びのCD音声を含めた幼児英語教材は、「ビッテ式家庭保育園」で取り扱っています。
※最後に、覚えていない絵カードは、後日、毎日の絵カードの読み上げの中に、混ぜてみるとインプットの機会が増えます。
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絵カードの使い方その②~赤ちゃんからできるフラッシュカード編

高額な幼児教材を販売する会社によると、赤ちゃん(0歳)からでもインプットが可能だと言います。
赤ちゃんは、アウトプットはできませんが、インプットするには、最高に記憶力が高い時期(才能逓減の法則により)なので、最も適した時期だということです。
絵カードを使う場合は、お母さんが赤ちゃんに絵を見せるように5~10枚重ねて持ち、絵カード1枚1秒でどんどんめくりながら、英単語を読み上げていきます。(又は、音声CDを流す)
発音に自信のないお母さんも多いので、英語単語カードには、CDの音声付を購入しておくと、CDの音声に合わせて、めくっていくことになります。
高価な幼児教材のCD音声は、1枚1秒くらいの早さで読み上げるため、この方法を
”フラッシュカード”
とも言われています。
早くめくる方が、集中力高く見てくれるからです。
赤ちゃんの目の前で、次々に変わる絵を、赤ちゃんは瞬きもすることなく見てくれます。
ビッテ式家庭保育園や七田式では、日本語や難しい漢字、地図記号、国旗、動植物、百科事典的知識なども、このような形で教えるようになっています。
特に、しちだでは、さらに、録音されたものを2倍速・3倍速のスピードにしたものを使用することも推奨しています。
これは、大人でも、早ければ早いほど、集中力が高まり脳が活性するという風に説明しています。
赤ちゃんの場合は、インプットが中心となり、アウトプットの練習はありません。
インプットを確実にするためにも、絵カードで覚えたものが、身近にあったとき、指をさしながら、

あそこに可愛い「cat」がいるね!

と、日常から意識して声掛けをしながら教えてあげると、絵カードと現実の物が結びつき、3歳までに語彙を増やしやすくなります。

※また、このように、お母さんが身近な言葉を赤ちゃんに英語で語り掛けるためのフレーズを練習できるのが、「学研のオンライン英会話クラウティ」に”育児をテーマした単元”というのがあります。

子どもだけでなく、親も一緒に英語を上達しながら、親子で英語のスキルを上げたいなら、オンライン英会話クラウティを無料体験してみることもおすすめです。

オンライン英会話クラウティは、最大3日間は、無料体験してみることが出来て、しかも、スカイプなども必要ありませんので、登録後、すぐに、レッスン予約をすることができます。

家族シェアもできますので、楽しく続けられそうなら、いずれ家族みんなが、それぞれの興味あるテーマで、英会話のできるファミリーを目指してみてはいかがでしょうか。

※オンライン英会話クラウティの無料体験レッスンの詳細は、こちら!

オンライン英会話クラウティの評判・料金・レビュー記事など
オンライン英会話クラウティの評判・料金・レビュー記事、入会金や追加費用、休講日などについてもご紹介しています。
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公文式の単語の絵カードの覚え方

公文からも、たくさんの絵カードが販売されています。(➡「くもんの絵カード」)
くもんの絵カードは、「どうぶつ」や「生活用品」のほか「挨拶」「楽しい会話」など多数出ています。(➡「くもんの英語カード一覧」)
CDも付いており、その音声に合わせて、絵カードをめくりながら見ていきます。
慣れたら、一緒に、発音練習をしてみるのもいいかもしれません。
幼児だけでなく、小学生にも使えます。
大人がやってきた英単語の暗記を、絵カードを使って覚えていくような手段です。
最終的には、カードを見ながら、1枚1枚めくりながら、正しく発音できるか?も練習します。
※小学生の場合は、正しく発音できているか?
親が英会話が得意でいないと、なかなか教えてあげにくいものですね。
誰かに発音チェックもしてもらいたい場合は、オンライン英会話を利用すると、正確な単語の発音やヒアリング力・スピーキング力も身に付きやすくなります。
オンライン英会話の比較まとめ
3歳から受講できるオンライン英会話をはじめ、幼児・小学生・中学生・高校生向けのオンライン英会話の特徴を比較しています。家族シェア、格安な受講費で毎日受講、独自のアプリやスカイプなどの授業スタイル、ネイティブ講師、日本人講師、英検対策など、各オンライン英会話の有無を比較するのに便利なようにまとめてみました。
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幼児期の学習の取り組みの注意点!

幼児期は、楽しい雰囲気が必要です。

間違えても、怒ったりせず、何度もインプットに取り組み、覚えたものがあったときには、しっかり褒めてあげます。

もし、怒ったり、がっかりした表情を見せると、赤ちゃんや幼児は、覚えるのが嫌いになり、2度と取り組んでくれなくなるかもしれません。

笑い声が聞こえるほど、楽しいやり方になるよう工夫すれば、遊び感覚で取り組んでくれます。

また、興味を持ってくれない場合は、半年くらい期間をあけて、再度取り組んでみると興味を持つことがあります。

この年齢の興味・関心は、早いスピードで変わっていきますので、毎日喜んで絵カードを取り組んでいても、嫌がる日がくるかもしれません。

その場合は、スマホのアプリやタブレット学習、オンライン英会話など、楽しく取り組める次のステップに進んでみるのも一つの手段だと思います。

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