学研グループの会社が運営する「オンライン英会話kimini」と「オンライン英会話クラウティ」は、どこが違うのでしょう?
同じシステムと、異なるポイントについて、分かりやすく比較してみました。
学研運営のオンライン英会話「クラウティ」と「kimini」の同じ点!
レッスンルームがオリジナルアプリ(スカイプ不要!)
オンライン英会話「クラウティ」と「kimini」は、それぞれの申し込みのホームページから、アカウントを作成し、
そのアカウント内にある”レッスンルーム”というところからパソコンで、すぐに受講できます。
端末やPCが受講できる環境にあるかどうか?は、アカウント内に、マイクチェック、音量チェック、カメラの映像テストのほか、ブラウザーチェックできる機能があります。
ブラウザーについては、
【パソコンの場合】
・クラウティは、GoogleChrome推奨、
・kiminiは、GoogleChromeとFirefoxを推奨。
どちらも、環境チェック時にダウンロードもできます。
【端末がアンドロイドの場合】
対応ブラウザーは、GoogleChromeのみ。お手持ちの端末でうまく作動しない場合は、難しいです。
なお、その時はパソコンなど、他の端末で受講することになります。
【iPhone/iPadの場合】
無料の専用アプリをダウンロードする。
講師とオフィスの所在地
オフィスは、どちらも、フィリッピンのセブ島にあります。
講師は、基本、オフィスに出社し授業に対応しますので、スカイプを使って自宅から!というケースはほとんどありません。(※ただし、コロナ対策のため等、特殊な事情の時には、自宅からというケースもあるようになりました。)
他社のように、講師がスカイプを使って自宅で行なう場合、管理が行き届かず、レッスン開始時間が遅れたり、赤ちゃんやペットの鳴き声などで、音声が聞き取りづらくなるケースがあると言いますが、
オフィスからなので、開始時間は、いつもぴったり正確に始まります。
ただし、同じフロアー内で、仕切りをし、他の受講を行なっているため、他の講師の授業の声が背後で聞こえてくる場合があります。
場所が、フィリピンなせいなのでしょうか? それとも、回線の問題なのでしょうか?
時々、音声や映像が乱れることがあります。
その場合、講師側か、生徒側がレッスンルーム内の「更新ボタン」をクリックすることで、ほとんど正常に戻ります。
受講時間を多く残したまま再開できない場合は、再受講のチケットがもらえることになっています。
これまでに、コロナ禍により講師が自宅からレッスンを行なおうとしたところ、ネットの回線がつながらず、ということがあり、1度だけ補填チケットをもらったことがあります。(我が家の場合)
受講が毎日!
「クラウティ」と「kimini」のどちらも、授業時間は、1回25分。
一見、短いように感じますが、毎日あり、しかも、マンツーマン指導なので、結構十分な感じです。
しかし、他社と比較する時、1週間に1度のペースで25分では、次回までの間隔が空き過ぎて、身に付くまでに、かなりの期間を要するのでは?
と思うようになりました。
毎日、少しでも話すということは”慣れ”が生じるので、ヒアリング力も短い期間で高まりやすく、講師に対する不安感も早く解消されていきます。(※毎日の場合、通常は、1~2カ月あれば、ほとんどの人が受講に慣れるのでは、ないでしょうか?)
1~2カ月というと、1カ月30回とすると、すでに、25分授業を30回から60回も受講したことになります。
週に1回ペース(1カ月4回)だとすると、1~2カ月の経験は、25分授業を4回から8回と、毎日受講の頻度に比べ、ずいぶん差が出てきます。
英会話に費やした時間で比較しても、
・毎日25分の場合・・・1カ月(30回)の場合、合計750分(12時間30分)
・週に1回25分の場合・・・1カ月(4回)の場合、合計100分(1時間40分)
このわずか1~2カ月分の回数を比較しただけでも、”毎日”少しずつ学べるチカラの差が、1年後、どのくらい将来出てくるか?
と思うほどです。
自分で気に入った講師を選べる!
オンライン英会話の中には、講師が選べないケースもありますが、その都度、翌日の自分の予定に合わせて、時間帯と講師を選ぶことができます。
毎日の予約作業は面倒だという方もおありかもしれませんが、日によって、学校の下校時間、家族でのお出掛け、他の習い事や塾など、異なった時間の方が、都合がいいこともあります。
もちろん、スマホやタブレット受講もできますが、「外だと落ち着かない」という子どもの声もあり、我が家は、基本、家でのPCを利用しています。
クラウティは、会社側が提示したプロフィールで講師を選び、気に入れば次回も繰り返し指名する形になります。
kiminiは、会社側が提示したプロフィールのほかにも、実際に受講された方のレビューや評価もあり、クラウティより、自分にあった先生をいち早く見つけることができます。
講師の発音やスピードは、一定の厳しい採用試験に合格し、レッスンの進め方の指導・研修が徹底されているという印象を受けますが、
一番大事なのは、お互い人間であり、講師の人柄との相性が優先ということもあると思います。
中・上級者ともなれば、毎日、異なる講師で、異なったアドバイスが欲しいという人もいらっしゃることでしょう。
講師を選べるというのは、継続するモチベーションとして、とても大事な要素とも思えます。
困ったときのHELPボタンがある
受講されるほとんどの方が、すべて英語で話しかけられると、途中で絶句してしまうのでは?
と、心配になり、日本人講師やバイリンガル講師をターゲットに、英会話教室やオンライン英会話を探していらっしゃるかもしれません。
しかし、オールイングリッシュでも、楽しく受講し、「何となく、通じているかも?」
と、初心者でも感じられるように、授業は進めてくれます。
とっておきのサポートとしては、「クラウティ」と「kimini」のどちらにも、
”HELPボタン”
があります。
これをクリックすれば、「講師の言いたいことが分からない!」という気持を知らせるものになりますので、
これを利用することにより、講師は、伝えたい内容をチャットで英文を送ってみたり、ジェスチャーをしたり、レッスンルームの教材に分かりやすいように書き込みをされたり、
一部には、自分のスマホで検索し、単語の画像を見せてくれたり、片言の日本語で説明をしようとする講師もおられます。
我が家の子どもも、最初は押しまくっていましたが、慣れてくると、だんだんとパターンがあることを知り、回数が減っていきました。
今では、「HELPボタンがないオンライン英会話は、やりたくない!」
というほどの安心感を抱かせてくれています。
充実したオリジナルテキストが用意されている
スカイプ授業の場合は、大抵は、市販の教材を購入するか、PDFをダウンロードするようになっています。
しかし、「クラウティ」と「kimini」には、すでに、レッスンルームにすべての教材が用意されておりますので、教材で別途費用が掛かる心配がありません。
しかも、あの!教育・学習コンテンツの出版社として名高い
”学研”が監修・作成
していますので、よくできた教材内容だと思います。
「クラウティ」のテキストは、文法や様々なフレーズを練習するものが多くなっていますが、
「kimini」は、身に付く!
ということを意識した構成になっているように感じます。
「クラウティ」と「kimini」の違いは何?
家族シェアについて
「kimini」の場合、家族シェアなし!
という違いがあります。
そのため、「クラウティ」は、きょうだいや親子でシェアしたい場合、おすすめです。
それぞれの立場や年齢に合わせたカリキュラムが選べますので、特に、きょうだいで安く英会話を習いたい!という人には、おすすめです。
しかも、予定されていた家族が病気などで受講できない時、他の家族が受講できますので、受講期間を無駄なく活用できます。
一方、「kimini」は、家族シェアできませんので、病気で受講できなければ、そのまま消化され、振替をしたり、他の人が受講することができません。
「kimini」は、受講者本人のカリキュラムが継続して記録・管理がされているため、単元の途中で終わったときは、その続きから、次回は始まるようになっています。
そのような一人一人の管理システムになっているため、きょうだいで取り組みたい場合は、取り組む人数分のアカウントを作成する必要があり、クラウティほどの安価な受講料で家族みんなが英会話学習をすることができないのです。
★しっかりと4技能を身に付ける英会話をお探しなら、「kimini」がおすすめです。
授業の進め方とカリキュラムやテキスト内容の違いについて
クラウティのカリキュラムについて
「クラウティ」の場合、おもに、テキストに書いてある単語や文、センテンスを、講師のお手本に従って、続けて声に出し、穴埋めを自分で考えて作成するのが中心となります。
講師によって、テキストの読み上げがほとんどということもあれば、フリートークが半分くらいと言う講師もあり、講師の選択によって、同じテキストを使用しても、難易度に変化が生じます。
テーマやレベルは、幼児・小学生向けの単語や挨拶などの簡単な会話文の絵本、中学生・高校生・大学生向け・社会人向けの文法や単語・熟語などを声に出し練習するもの。
場面では、お母さんが子どもに英語で話しかけるフレーズの練習、旅行で役立つ英会話、外国人をもてなす英会話、ビジネス英語、様々なテーマでフリートークをする、などがあります。
フリートークには、子ども向けから、上級者向けのレベルまで、分かれています。
その都度、自分が話したいテーマ、レベルのテキスト内容を選んで、レッスンをうけることになります。
kiminiのカリキュラムについて
「kimini」の場合、単語の発音練習、絵や英単語を見て自分でひらめいた英文を声に出せるような訓練、英文法や英文作など、読み・書き・ヒアリング・スピーキングに繋がるように、各回、工夫がされているように思います。
中学生までのテキストは、授業を受ける前に、予習動画が用意されており、今日の授業のポイントなる文法や発音方法などを、日本語で説明している動画があります。
また、授業終了後は、4技能の復習ができるPDFがあるため、印刷して復習に取り組み、習ったことや単語の綴りなど、身に付けていくことができます。
一日のレッスンは、予習(2~3分の動画)ー授業(25分)ー復習 という流れになります。
また、レッスン数回ごとに、テストがあり、定着度・理解度を講師が確認します。
先に進まずに、不十分なところについて、再度おさらいの授業を行い、着実に身に付いていくようにシステム化されています。
このように、取りこぼしが無い状態で、次の単元へと移っていきます。
そのほか、中学校・高校レベルの文法に関しては、1学期の内容をおさらいする夏季講習、2学期をおさらいする冬季講習、学年をおさらいする春季講習でも、復習することができます。
また、その他の選択コースに、発音の特訓コースや、文法の特訓コース、英検の1次対策と二次対策となる面接練習・カード読みや、応答質疑などの練習コースもあり、状況に応じたレッスンを受けることができます。
(※ビジネスコースをはじめ、大人向けのコースも別途多数あります。コースや料金に関して、詳しくまとめた記事は、こちら!)
夜間時間帯の講師の充実度の比較
毎日、今日のレッスンが終わると、次回=翌日以降の予約ができますので、
レッスン終了後の作業の1つとして行なっておくと、予約忘れの防止になると思います。
講師に関しては、クラウティは、朝から夕方までは、子ども向けの講師が充実しているように思いますが、
19時以降は、大人向けの講師が多いと感じました。
しかも、19時以降の講師の人数が少ないのか、予約済で消えてしまったのか、講師が僅かで選択肢がなかったり、
希望の時間帯は、すべて予約済で講師が残っていない、ということもありました。
夕方までは、子ども向けの講師が多数おり、幼児・小学生の英語に慣れるための英会話にぴったりな雰囲気です。
一方、kiminiの方は、講師の数が時間帯を問わず多く表示されており、夜間の時間帯でも、お気に入りの講師が予約しやすいなど、ストレスなく望み通り選ぶことができました。
しかし、夜は、幼児向けというよりは、高校生から大人向きの(子ども扱いされたくない年齢)の講師が多いです。
kiminiは、講師の評価や受講者のレビューが、ありのまま書いてあるのも、選ぶ時の参考になります。
また、レビューなどの評価制度があるせいか、クラウティよりも、kiminiの講師の方が、上手にレッスンを進めていこうという講師の意識レベルが、全体的に高いようにも感じました。
我が家では、英語の苦手な子どもを、オンライン英会話の最初の導入に、クラウティで「楽しい」と思うようになり、
現在、「kimini」で、しっかり特訓中です。
たとえ英語が嫌いな科目で苦手でも、この二つのオンライン英会話は、「頑張ってみたくなる」心を引き出すのが上手な先生がいっぱいです!
無料体験が、
「クラウティ」が、3日間、
「kimini」が、10日間
それぞれありますので、この期間中に、毎回異なる先生を指名することで、自分にあった講師が見つかりやすいのではないかと思います。
※「クラウティ」の3日間の無料体験は、こちらの公式サイトでお申し込み頂けます。
※「kimini」が、10日間の無料体験は、こちらの公式サイトでお申し込み頂けます。